検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 5 件中 1件目~5件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

報告書

人工バリア中の核種移行挙動に関する研究(II)

大橋 弘士*; 佐藤 正知*; 小崎 完*

JNC TJ8400 2000-018, 79 Pages, 2000/02

JNC-TJ8400-2000-018.pdf:2.09MB

地層処分の安全評価のための基礎的研究として、粘土緩衝材中の核種の拡散挙動およびオーバーパックの腐食に関連した研究を行った。緩衝材中の核種の移行挙動に関する研究では、ベントナイトの主たる構成鉱物であるモンモリロナイトに対して、水で飽和した状態の圧密試料の底面間隔ならびに含水率を求めた。また、Na+、Sr2+、Cs+、Cl-イオンの見かけの拡散係数およびそれらの活性化エネルギーを異なった乾燥密度において決定した。得られた活性化エネルギーは乾燥密度の増加とともに増加する傾向を示した。これは、圧密モンモリロナイト試料中のイオンの拡散機構が乾燥密度の増加にともなって変化していることを示唆している。ここでは、これらの活性化エネルギーの変化を合理的に説明するために、支配的な拡散プロセスが乾燥密度の増加によって細孔拡散から表面拡散へ、さらに表面拡散から層間拡散へと移り変わるとした複合的な拡散モデルを提案した。Na型モンモリロナイトは、粘土緩衝材に地下水やセメント構造材などからもたらされたCa2+イオンとイオン交換することによって変質することが考えられる。この変質がイオンの拡散挙動に及ぼす影響を評価することによって変質することが考えられる。この変質がイオンの拡散挙動に及ぼす影響を評価するため、Na/Ca混在型モンモリロナイト中でのNa+およびCs+イオンの見かけの拡散係数とそれらの活性化エネルギーを調べた。その結果、Ca型化によるベントナイトの変質は、Na+およびCs+イオンの見かけの拡散係数ならびに拡散の活性化エネルギーに影響を及ぼすことが明らかとなった。こうした影響は、細孔拡散のみでは説明できず、複合拡散モデルによってもっとも合理的に説明されることが示唆された。ベントナイト中でのオーバーパックの腐食挙動を理解するため、ベントナイト中に存在する黄鉄鉱の乾燥中の酸化挙動を調べた。ベントナイトの乾燥に伴って、ベントナイト中の黄鉄鉱量の減少、ベントナイト懸濁液のpHの低下ならびに硫酸イオン濃度の増加が認められた。これは、乾燥中において黄鉄鉱の酸化が徐々に進行することを示している。一方、ベントナイトの乾燥時間の増加に伴い、ベントナイト中の鉄の平均腐食速度ならびに腐食生成物の見かけの拡散係数が増加することが明らかになった。これらは、黄鉄鉱の酸化に伴うpHの低下に起因していると考えられる。

報告書

大気中放射性物質の広域挙動に関する調査研究(2)

池辺 幸正*; 藤高 和信*; 下 道国*; 飯田 孝夫*; 永峯 康一郎*; 木下 睦*

PNC TJ1545 93-005, 36 Pages, 1993/03

PNC-TJ1545-93-005.pdf:1.09MB

大気中の放射性物質の挙動を把握するためには、局地的に発生した成分と同時に、広域で発生した成分を評価する必要がある。この調査研究では、ラドンとトリチウムの広域挙動解明を目的として、次の調査研究を実施した。まず、中部地区のラドンの発生源分布を求め、日本の求め方を提言した。中国の発生源分布は、SUP226/Ra含有量分布から計算によって求めた。この方法の問題点を検討するため、本調査研究では北京と福州において散逸率と土壌の含水率の測定を実施した。検討に基づいて、プルームモデルを用いた計算とラドンの積分濃度から散逸率を推定する別の方法を提言した。次に、ラドンの大気中動態の数値シミュレーション開発の現状について調査を行い、計算値が実測値と一致することを示した。最後に、日本と中国の環境水中のトリチウムの分布と変動について文献調査を行った。また、現在実施中の東アジア地域の環境水中トリチウムの組織的調査を紹介した。

論文

A New type of amidoxime-group-containing adsorbent for the recovery of uranium from seawater, II; Effect of grafting of hydrophilic monomers

大道 英樹; 片貝 秋雄; 須郷 高信; 岡本 次郎

Sep.Sci.Technol., 21(3), p.299 - 313, 1986/00

 被引用回数:72 パーセンタイル:95.24(Chemistry, Multidisciplinary)

繊維にアクリロニトリルをグラフト重合させ、そのシアノ基をアミドキシム化することにより、海水ウラン回収用の繊維状アミドキシム型捕集材AOFを合成した。親水性モノマーであるN、N-ジメチルアクリルアミド(DMAAm)、アクリル酸(AAc)などをあらかじめグラフトしておくと、AOFの含水率、吸着水の動き易さなどが向上した。これらを比較すると、AOF-DMAAm$$>$$AOF-AAc$$>$$AOFの順であった。一方、ウランの捕集性能はAOF-AAc$$>$$AOF-DMAAm$$>$$AOFの順であった。AOF-AAcでは、ウランと共に吸着されるアルカリ土類金属の吸着パターンが、繊維中のポリアクリル酸の分布パターンとよく一致した。また吸着されたアルカリ土類金属が、銅イオンなど重金属イオンを含む溶液を導入することにより脱着することを見出した。

報告書

放射線による廃水処理に関する研究,4; 下水汚泥の処理

佐藤 広昭*; 町 末男; 鷲野 正光

JAERI-M 6329, 22 Pages, 1975/12

JAERI-M-6329.pdf:0.75MB

下水汚泥に種々の条件でガンマー線を照射し、照射後の下水汚泥の脱水性について調べた。照射条件としては、pH、酸素、温度の影響、および有機高分子凝集剤、次亜塩素酸ソーダの添加効果について調べた。放射線の照射効果としては、下水汚泥を酸性にして照射したときにケーキ比抵抗と脱水ケーキの含水率が低下する効果と照射によって脱水ケーキの剥離性が改善される効果とがあった。また汚泥の沈降濃縮性が多少向上した。これらの照射効果は、将来下水汚泥が肥料として要求されるようになったときに、放射線の殺菌作用と組合せて下水汚泥の肥料化に役立つことが期待できる。

口頭

Drying experiments of CeO$$_{2}$$ granules produced using wet granulator

石井 克典; 瀬川 智臣; 川口 浩一

no journal, , 

日本原子力研究開発機構では簡素化ペレット法MOX燃料製造プロセスの開発を行っている。本プロセスでは、ペレット製造プロセスのためのMOX原料粉末の流動性改良を湿式造粒機で実施しており、造粒工程では含水率が約10%の造粒体が形成される。燃料ペレット製造工程に受け入れる際の含水率の基準を満足するには、乾燥機により含水率1%以下に乾燥させる必要がある。また、ハンドリング時や成型機の充填プロセスにおいて、造粒体が形状を維持するためには、造粒体は十分な圧潰強度を有するよう調整されなければならない。しかしながら、乾燥条件と造粒体の圧潰強度に関する関係は報告されていない。そのため、乾燥機の適切な運転条件を推定するために、加熱条件が含水率や造粒粉の圧潰強度に与える影響を検討した。

5 件中 1件目~5件目を表示
  • 1